【小説紹介】「遠野物語」おすすめ3選！

どうも！Wingdingsです！今回はおすすめの「遠野物語」3つ紹介します！

そもそも遠野物語って？

遠野物語は柳田國男によって書かれた説話集で、

その名の通り、岩手県遠野地方の逸話・伝承を集めたものです。

元々、遠野地方の民話蒐集家である佐々木喜善(佐々木鏡石)の話を柳田が編纂、出版した本で、現在でも民俗学的だけではなく、文学的にも高く評価されています。

さてそれでは、Wingdingsが読んだ中で「コレは面白い！」や、「是非読んで欲しい！」と思った物を紹介しようと思います！

京極夏彦さんが遠野物語を口語訳し、話の順番を入れ替えたものです。

原書の特殊な言い回しや特徴的な文体を残したまま、読みやすい様に口語訳されていて非常に読みやすい作品となっています。

また、話の順序を入れ替えている事でストーリー性が増し、とても読み進め易いです。

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サクサク楽しく読めるので一番のおすすめです！

畑中章宏さんが遠野物語を関西弁に訳し、ラベルごとに分けたものです。

関西弁に訳されているためポンポン読めますが、かなりゴテゴテの関西弁なので… 慣れるまでかなり読みにくいかも…？

イメージとしては萬田銀次郎が喋ってる感じです()

原書の言い回しなどは消えてしまいますが、軽く読めてしまうのでオススメです。

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関西弁やさかい、楽しく読めるで〜

藤崎慎吾さんの「遠乃物語」です。簡単に言う所の遠野物語のパロディ作品となっています。

あらすじ主人公は遠野物語原書でも少しだけ登場した、伊能嘉矩。その伊能をサポートする役割で登場するのは、柳田に遠野物語を伝えた、佐々木喜善です。

2人は遠野によく似た世界の遠乃に迷い込み…

そこでは、遠野物語の説話・逸話であるムカシッコ通りに事件が起きていきます。

果たして二人は遠野に帰れるのか…！？

という感じの内容です。時代は遠野物語が編纂される前で、舞台は異世界である遠乃。うーゾクゾク！

遠野物語の有名所の話が事件として起こったり、色んな所に遠野物語のネタが散りばめられています。

普通の遠野物語を読んだ後、この本を読むと本当に面白いです。最近読んだ本の中でも上位間違いなし！

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まさしくコレデドンドハレな内容でした！(？)

今回は遠野物語のおすすめ3選を紹介してみました！

遠野物語は本当に面白く、遠野の文化などを学ぶ事が出来ます！

なので、こういう話は後世にまで残されて行って欲しいなぁ… としみじみ思います。

原書は青空文庫などでも読む事が出来るので是非読んでみて下さい！